剪定ノコギリとは、太い枝や幹を切るのに特化しているノコギリのことです。普通のノコギリのとの違いは、刃が左右交互に開く構造である「アサリ」が付いています。これは、ノコくずによる目詰まりが起こらないようにするためです。そのためスムーズに枝を切ることができるようになっています。
刃の長さは25~45cmのものが主流です。刃の長さは長いものほど、1回に引く量が多くなるので少ない回数で切断することができます。しかし、枝の込み合った場所では刃の短いほうが作業がしやすいのでおすすめです。初心者の場合は25cmほどのものが扱いやすいといわれています。
〈使用方法〉
大前提として、ノコギリは引いて切ります。決して押すのではありません。引くときに力を入れるようにするのが基本です。押すときに力を入れると、ひっかかりグニャグニャしてしまいます。
曲刃、直刃に関わらず、まっすぐ直線に引いてください。動き的には「まっすぐ引いて戻す」の繰り返しです。太い枝は両手で切りますが、細い枝を縦方向に切る時は反対の手で枝を抑えるとやりやすいです。
また太い枝を切る場合、木の中心までくるとだんだん力が入らなくなりきつくなってきます。その場合「奥、手前、奥、手前」というように切ると早く切れます。
最後に・・・剪定が難しい場合は、プロの業者に依頼することも検討してみてくださいね😊