はじめまして。安芸緑化建設の谷平と申します。
ここでは造園にまつわるいろいろな事を書いていこうと思います。少しでも造園の事に興味を持って頂けると嬉しいです。
今後ともよろしくお願い致します。
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これからブログなどの更新も行っていきますので、
どうぞよろしくお願い致します。
街路樹って何の為にあるのだろう?って思われた事はございませんか?
私は景観の為にあるのだろうと思っていたのですが、それだけではありませんでした。
当然景観は重要な目的の一つです。街路樹がある道路は見た目も良く季節感がありますが、ない道路は殺伐とした印象を受けます。
歩行者には、夏場は日陰を作るといった役割もあります。
また、車と歩行者を分離したり、車両の運転者に対しては並木効果による視線誘導で交通安全の役割があります。
他にもありますが、また次回で。
『根回し』という言葉をお聞きした事はございませんか?実はこれ、造園の技法から来ている言葉です。
成長した植木では水分を吸収する根の先は地中深くに根を張っており、植木を別の場所に移動(移植)させる場合、そのまま掘り取ると根の先の部分は殆ど失われてしまいます。その為に水分がうまく吸収出来なくなって枯れやすくなります。
これを防ぐ為、移植する1年~数か月前にある程度根を短く切っておくと、移植する時期までに切った根の周りから新しい根が生えてきます。この新しい根が水分を吸収してくれる為、植木が枯れにくくなります。これを『根回し』といいます。
これが変じて、物事を潤滑に進める為に、まわりの人に対して事前に下準備や調整を行う事を『根回し』と呼ぶようになりました。